写真は作業の模様、参加者
一般社団法人宮崎県電業協会の県北地域活動部会(廣末誠部会長)は、12月7日に日向市内で2019年度のボランティア活動を行った。日向市富高の殉国慰霊塔公園で行われた活動には、県北3支部の会員企業から約20人が参加。水銀を使用した既設の防犯灯をLEDに交換し、敷地内の清掃作業に汗を流した。
同協会の高千穂・延岡・日向支部の会員で組織する県北地域活動部会は毎年、電気工事業の職能を生かした地域貢献活動の一環として、各支部の持ち回りでボランティア活動を実施している。早朝から行われた開始式で日向支部の和田均支部長が挨拶し、当日の作業内容や注意事項を全員で確認して、作業を開始した。
参加者は高所作業車の作業台に乗り込み、今年の台風で被災するなどして経年劣化が進んでいた既設の水銀防犯灯をLED防犯灯に交換。支柱も綺麗に塗り直し、設置されていた3基の防犯灯は、新品同様の輝きを取り戻した。なお、防犯灯の交換に使用したLED照明は、米良電機産業株式会社が無償で提供した。
一方で、公園内の駐車場から慰霊塔に続く中央階段や、緩やかな坂道になっている園路なども綺麗に清掃。落ち葉やゴミを丁寧に拾い集め、作業終了後には沢山のゴミ袋が積み上げられ、辺りは見違えるように綺麗になった。作業中には散策に訪れた地元住民と挨拶を交わすなどしてコミュニケーションを図った。