地域新電力会社「延岡電力(仮称)」の設立を目指している延岡市は、事業化可能性調査報告書に関する市民説明会を、12月8日に北方コミュニティセンター・北川コミュニティセンター・北浦公民館の3会場、12日に延岡市役所の計4会場で開催する。
地域における電気代の引き下げや市の財源としての収益確保を主な目的として、読谷山洋司市長は地域新電力会社の設立を公約に掲げている。清掃工場や一般家庭の太陽光発電で生じる電気を買い取り、一般に販売する。
市は、地域電力会社の設立を決定する前段階として、今年6月に事業化可能性調査業務を委託。事業運営体制や機能整備方針、需要家獲得・電源調達方針、事業収支シミュレーション・収支計画、スケジュールなどを調査し、9月末に報告書を受け取った。
説明会では、実施した調査の結果を基に、市として地域新電力会社設立に向けて行った検討結果を市民に説明し、理解を深めてもらう。事前の申し込みは不要。詳細はホームページで確認できる。問い合わせ先は企画課(電話0982-22-7003)。