五ヶ瀬町は１１月１２日、公募型プロポーザル方式で施工候補者を選定する「五ヶ瀬町防災行政情報伝達システム整備工事」を告示した。町内一円を対象とした防災行政無線のデジタル化整備にあたり、専門的な知識や豊富なノウハウを有する事業者を公募する。履行期間は２０２１年３月３１日まで。上限額は３億２０００万円(税込)。
既存の防災行政無線(アナログ同報系)が老朽化していることを踏まえ、２０年度の役場新庁舎完成に合わせ、災害発生時に於ける地域住民の安全・安心な生活の確保を実現するため、情報の収集を速やかに行い、適切な防災関連情報の提供を図るとともに、日常の一般行政情報の伝達及び事務連絡等に必要なシステムを整備する。
主な参加資格は、五ヶ瀬町の建設業等有資格業者名簿(建設工事等)に登載されている者で、電気通信工事の業種に登録があり、直近の総合評定値通知書における総合評定値が１２００点以上であること。また、同種工事における同規模(３億円以上)の元請完工実績を有し、九州管内に本店、もしくは宮崎県内に支店・営業所を有すること。
プロポーザルの日程は、▽公募開始＝１１月１２日▽質問締切日＝１１月１９日▽質問に対する回答期限＝１１月２２日▽参加申込書提出期限＝１１月２６日▽技術提案書提出締切日＝１２月３日▽一次審査結果通知＝１２月１０日▽二次審査(ヒアリング)＝１２月１７日予定▽二次審査結果通知＝１２月２０日予定―とする。
プロポーザルでは、参加者の提案書等について選定委員が書類審査を実施し、二次審査の対象事業者を３者程度選定。二次審査対象事業者にヒアリングを実施し、選定委員が最優秀提案者(契約候補者)を選定する。
プロポーザルの実施要領や各種様式、要求水準書はホームページで入手できる。担当課は、五ヶ瀬町役場総務課地域情報グループ消防防災担当(〒８８２－１２９５五ヶ瀬町大字三ヶ所１６７０番地、電話０９８２－８２－１７００、ＦＡＸ０９８２－８２－１７２０、メールchiikijyoho@town.gokase.miyazaki.jp)。