▲写真は作業の模様、作業の参加者
一般社団法人宮崎県電業協会西都支部と西都電気工事業協同組合の有志一同は9月12日、西都市内で「公共建築物の電気設備保守点検・清掃ボランティア活動」を行った。両団体に所属する企業の技術者ら15人が西都市内の公営住宅を巡回し、階段灯や外灯の清掃作業、引込開閉器盤の点検作業などに汗を流した。
2013年度までは、西都電気工事業協同組合が公園や学校、公営住宅といった公共施設の電気設備を対象としたボランティア活動を実施していたが、15年度から宮崎県電業協会西都支部と共同でボランティア活動を展開している。今年度の活動は、西都市内の稚児ヶ池団地及び酒元団地の計11棟で実施された。
作業当日の早朝、参加者一同は西都電気工事業協同組合に集合。作業内容や留意点について説明を受けたのち、4つの班に分かれて作業を開始した。階段灯や外灯などの共用灯器具の清掃作業に汗を流し、引込開閉器盤や階段灯、外灯等の外観点検、絶縁測定、接続点確認などの点検作業なども実施した。
西都電気工事業協同組合の伊東昌寿理事長は、「地域に根ざす企業として、これらの活動を通じて地域社会に貢献できるよう、今後も皆で活動を継続していきたい」と意気込みを語った。作業で確認した電気設備の点検結果は西都市に報告を行い、今後の施設の維持管理に役立ててもらうこととしている。
参加企業は次のとおり(順不同)=▽岩崎電管工業▽緒方電気工事店▽甲斐電機工事▽杉尾電設▽富山電設▽南海電気サービス▽日興電工▽畠山電設。