一般社団法人宮崎県法面保護協会(工藤勝利会長)は、１２月１７日に「ロープ高所作業における特別教育」(ＣＰＤＳ認定研修会)を開催する。場所は同協会で、時間は９時から１７時２０分まで。定員２０人。熟練講師の指導の下、ロープ高所作業の方法やメインロープ及び安全帯等の点検・管理手法などを学ぶ。
厚生労働省は、ロープ高所作業に於ける墜落・転落等の労働災害防止を目的とした改正労働安全衛生規則をことし１月１日より施行。ロープ高所作業を行う場合のライフライン設置や作業計画策定等の危険防止規定を新設するとともに、ロープ高所作業を行う者への特別教育の実施を７月１日から義務付けている。
研修会では、工藤興業の佐藤郁朗安全管理者が▽ロープ高所作業の方法▽メインロープ等の種類・構造・強度及び取り扱いの方法▽墜落による労働災害防止のための措置▽安全帯及び保護帽の使用方法と保守点検方法―に関する講義を実施。このほか、メインロープ等の点検・整備や安全帯・保護帽に関する実技も行う。
テキスト代を含む受講料は、会員が８０００円、非会員が１万２０００円。当日は安全帯を持参すること。受講希望者は、協会ホームページからダウンロードできる申込書に必要事項を記入し、メールもしくはＦＡＸで送付する。５人以上参加者が集まらなかった場合は、研修会を中止することもある。
研修会に関する問い合わせ先は、宮崎県法面保護協会事務局(宮崎市恒久南１丁目９番１３日建ビル３階、電話０９８５－５１－１５９４、ＦＡＸ０９８５－５１－１６０９、メールaac30720@lime.ocn.ne.jp)。