建設ネット企画画像 四角 四角

7月15日に市民説明会を開催 野口遵記念館基本設計案

 既存の野口記念館の老朽化に伴い、新たな野口遵記念館の建設計画を進める延岡市は、7月15日に市役所2階講堂で「野口遵記念館建設基本設計(案)市民説明会」を開催する。時間は14時から16時まで。事前の申し込みは不要。

 経年に伴う建物や設備の老朽化に伴い、抜本的な対策が急務となっている延岡市公会堂野口記念館を建て替える計画。2022年5月の開館を目標に、現在は施設整備に係る設計業務が香山・小嶋・菊池・松下・コトブキ・オーツJVで進む。

 新施設には、客席数600~700席程度のホール機能、野口遵翁顕彰ギャラリーや展示室等の展示機能、会議やミニコンサート、休憩ができる交流機能、事務室等の管理機能を設ける。各機能を踏まえた新施設の面積を4200m2程度と想定する。

 市はこれまで、地域特性や歴史的・文化的な背景、周辺の街並みとの調和等に考慮しつつ、市民ワークショップ等で市民の意見や要望等を聴きながら基本設計を進めてきた。説明会では現時点での基本設計案を示し、これに関して意見を交わす。

 説明会に関する問い合わせ先は、教育委員会野口遵記念館建設室(電話0982-20-5523)。