▲写真は挨拶する山内理事長、大会の模様
宮崎安全施設事業協同組合(山内繁樹理事長)は７月２日、宮崎市内で２０１９年度の「安全大会」を開催した。大会には、組合に所属する企業の代表や技術者らが多数参加。安全表彰や安全講話、安全宣言を通じ、一人ひとりが安全意識の更なる高揚を図るとともに、労働災害及び交通災害を撲滅することを固く誓った。
主催者挨拶で山内理事長は、積極的な交通事故防止活動や労災事故防止活動を展開し、ゼロ災害に向け取り組みを強化するよう参加者一同に求めたほか、熱中症の発生率が高まる時期を迎えるにあたり、水分及び塩分のこまめな摂取、休息時間及び場所の確保等に努め、事前の予防対策を含めた活動の実施を呼び掛けた。
表彰式では、安全衛生活動に対する取り組みが特に顕著で、他の模範となる優良事業所表彰、優良従業員表彰、優良運転者表彰(後述)に対して、山内理事長から表彰状と記念品が贈られた。
来賓挨拶で、宮崎県警察本部交通規制課の日髙靖和課長は、交通安全施設整備事業の適切な実施や日頃の交通事故防止等に係る啓発活動に対して感謝の意を示すとともに、県民の安全を確保するため、信号や標識等の更新に際しての連携と協力を呼び掛けた。
安全講話では、宮崎県警察本部交通規制課の木津次郎氏が「工事現場の安全管理と施工上の留意点及び交通安全」、宮崎労働基準監督署安全衛生課の三浦義雄氏が「労働災害の現状と防止対策」をテーマに講演。宮崎市消防局予防課の濵村直希氏は、消防法における危険物や有害物の取り扱いについてアドバイスした。
組合員を代表して青年部の岡本悠希氏が「人命尊重の基本理念の下、安全に対する意識を高め、労働災害防止活動に取組む」「交通安全意識の高揚に努め、交通事故防止の徹底を図る」「全国安全週間のスローガンを踏まえた年間活動を積極的に展開する」と宣言し、組合一丸で災害ゼロを目指して邁進していくことを誓った。
＊表彰受賞者は次のとおり(敬称略)
▽優良事業所表彰＝積水ヒノマル株式会社宮崎支店
▽優良従業員表彰＝井戸川勇三(九州ジスコン)
▽優良運転者表彰＝庄司和代(暁建業)、江内谷光太郎(アクティブ)、西村浩二(アクティブ)、野崎啓孝(九州ジスコン)、池部拓弥(九州ジスコン)、上石耕三(暁建業)。