株式会社建設産業振興センターは、職長等に求められる指導力等について学ぶ「建設業職長等指導力向上教育研修会」を各地で開催する。宮崎県内では、12月14日に宮崎県建設会館、29年1月18日に延岡建設会館で開催する。受講無料。定員は各会場ともに40人。研修会はCPDS対象講座(7ユニット)となる。
安全衛生教育推進要綱に基づく「職長等に対する能力向上教育に準じた教育」に位置付けられる当該研修会は、厚生労働省から委託を受けた建設産業振興センターが全国各地で開催しているもの。職長等に必要な職務知識を再確認することはもとより、職長等の指導力向上のための諸手法を講義や演習を通じて学ぶ。
研修会のカリキュラムは、▽建設業の労働災害発生状況▽災害発生の仕組み▽労災かくしの防止▽職長の役割と職務▽高年齢者と安全衛生▽統括安全衛生管理とは▽安全施工サイクル活動▽現地KY活動▽リスクアセスメントを応用した作業手順書の作成▽作業員に対する効果的な指導及び教育方法―など。
受講対象者は、職長として職務について概ね5年以上経過した者、またはそれに準じた者。希望者は建設産業振興センターのホームページから申し込むか、所定の申込書に必要事項を記入してFAXで申し込む。問い合わせ先は事務局(電話03-5408-1881、FAX03-5473-0784)。