門川町は5月30日、条件付一般競争入札で行う「門川町新庁舎建設工事」を公告した。鉄骨鉄筋コンクリート造4階建延べ5197m2(基礎免震)の新庁舎建設に係る▽建築主体工事一式▽電気設備工事一式▽機械設備工事一式▽外構工事一式―を一括して発注する。工期は2021年3月30日まで。税抜の公表価格は22億9300万円。
既存庁舎の経年劣化や行政需要の多様化に伴うスペース不足、窓口の分散化など、現庁舎が抱える課題の解消に加え、将来発生が予想される南海トラフ巨大地震への対応等を目的として、門川町平城東1番1号(平城近隣公園、敷地面積1万4602m2)に移転して建て替える。施設整備に係る基本・実施設計は梓・長田建築企画JVが担当した。
当該工事では、庁舎本体や昇降機設備、倉庫・車庫・キャノピーを含む建築主体工事に加え、▽電気設備工事=受変電設備、幹線動力設備、電灯設備、非常灯・誘導灯設備▽機械設備工事=空調工事、換気工事、浄化槽設備、給排水衛生設備▽外構工事―を施工する。庁舎本体建設工事の工期は2021年1月31日までとする。
入札に参加できるのは、代表構成員の資格要件を満たす1者と、その他の構成員の資格要件を満たす1者または2者で自主結成する特定建設工事共同企業体。いずれの構成員も、門川町の指名競争入札参加資格者として登録され、その他の構成員のうち1社は建設業法第3条第1項に規定する営業所のうち本店を門川町内に有する者。
代表構成員は、経営事項審査結果通知書に於ける建築一式工事の総合評定値が1000点以上であること。また、平成16年度以降にS造、RC造、SRC造の建築物の新築工事(延床面積2000m2以上)を施工した実績を有することなどを求める。
その他の構成員に関しては、門川町内に本店を有する者で経営事項審査結果通知書に於ける建築一式工事の総合評定値が400点以上、宮崎県内に主たる営業所を有する者で経営事項審査結果通知書に於ける建築一式工事の総合評定値が800点以上とする。
入札参加資格確認申請書等は、7月1日までに門川町役場新庁舎建設室へ持参する。入札参加資格を有しないと確認された者にのみ、7月5日までにその旨をFAXで通知する。設計図書は入札の前日まで閲覧に供するほか、設計図書を記録したCD-Rによる貸し出しも行う。入札は7月12日に役場南別館2階会議室で行う。