▲写真は挨拶する橋田部長、内田部長、総会の模様
宮崎県建築士会宮崎支部の青年部(橋田将幸部長)と女性部(内田恭代部長)は４月１９日、宮崎市内で２０１９年度の通常総会をそれぞれ開催した。総会では、１８年度事業経過及び収支決算、１９年度事業計画案及び収支予算案等の各議案を出席した部員が慎重に審議し、いずれの議案も満場一致で原案どおり承認された。
青年部の総会で挨拶に立った橋田部長は、建築家の岡啓輔氏を招いて行った建築セミナーや古城小学校の生徒達と取り組んだモザイクタイルの作成、多数が参加した新涼月見会など昨年度の活動を振り返り、活動に対する部員らの支援と協力に感謝の意を示すとともに、地域に貢献できる活動に引き続き取り組んでいく考えを示した。
小牟田玄紀氏を議長に選出して行われた議事では、地域に根差した活動の実施や会員拡大を事業方針とする１９年度事業計画並びに予算案などの各議案を承認。１９年度は、世界で活躍する建築家の田根剛氏による講演会のほか、部員の技術及び知識の向上を目的とした研修会、新涼月見会及び親睦会の開催などを予定している。
一方、女性部の総会では、内田部長が議案の慎重審議を呼び掛けたのち、来賓として招かれた宮崎支部の福添勝郎支部長が挨拶。活動の選択肢を増やすことが、会の活性化や会員のメリット、地域のまちづくりに繋がることを指摘し、「皆さんの視点でアイデアを出し、やりたいことに積極的に取り組んで欲しい」と呼び掛けた。
新町美由紀氏を議長に選出して行われた議事では、１８年度事業及び決算、１９年度事業計画及び予算案、役員の補充案を承認。１９年度事業として、女性部主催の研修会やリノベーションに関する見学会、「和を愉しむ」をテーマとした勉強会を企画しているほか、すまい・る・メッセや建築士会活動へ参加することを確認した。