開業から20年を超え、施設や設備の老朽化が進む「宮崎白浜オートキャンプ場」のあり方を検討している宮崎市は、公民連携手法を視野に入れた今後の施設の活用方法や事業方式について、民間事業者との対話を通じて自由かつ実現可能なアイデアを聞くため、「サウンディング型市場調査(事前可能性調査)」を実施する。
宮崎白浜オートキャンプ場(折生迫字上白浜)では現在、指定管理者制度による管理運営を実施。近年は年間利用者が1万人を超えるなど増加傾向にあるが、開設後20年を超え、施設や設備、備品の老朽化も進んでいることから、 今後の利活用策を検討する際の参考とするため、サウンディング型市場調査を実施する。
既存施設の構成は、▽テントサイト30区画(うちキャンピングカー用2区画)▽フリーサイト5区画▽ケビン5棟(木造平屋40m2/棟、利用人数4~6人)▽管理棟(RC造2階504m2)―など。更なる魅力アップを図ることができるキャンプ場機能のほか、飲食や物販、レジャー等の付加機能等に関する提案を求める。
主な質問事項は、①事業の全体イメージ②対象施設の活用イメージ③事業方式④収支見込(事業採算性)⑤事業期間⑥対象施設の優位性や潜在的可能性⑦事業化に向けた課題・問題点⑧事業規模(予算規模)⑨地域連携等を含む発展性―など。30年度中に施設のあり方方針を決定し、31年度に公募を開始する予定でいる。
対話の対象者は、利活用の実施主体となる意向を有する法人または法人で構成するグループ。個人での申し込みは不可とする。参加を希望する者は1月28日~2月15日に参加申込書をメールで送付する。日程を調整した上で、2月4日~2月22日に調査(個別対話)を実施する。時間は1時間程度を予定している。
調査の実施要領や参加申込書は宮崎市のホームページで確認できる。参加申し込み及び問い合わせ先は、宮崎市観光商工部観光戦略課(〒880-8505宮崎市橘通西1丁目1番1号第2庁舎3階、電話0985-21-1791、FAX0985-20-2132、メール17kankou02@city.miyazaki.miyazaki.jp)。
《調査の実施要領》