旧北郷町総合支所等の跡地に「(仮称)道の駅北郷」の整備を計画する日南市は、プロポーザル方式で施設の設計デザインを選定するにあたり、2月12日まで市内3箇所に一次審査を通過した6作品を展示し、作品に対する市民アンケートを実施する。
東九州道の関連施設として、駐車場やトイレといった休憩機能、道路情報や観光情報等を発信する情報発信機能、物販・飲食・学習施設等の地域連携機能等を備えた施設を、旧北郷町総合支所等が立地する北郷町郷之原(約1万6000m2)に整備する計画。
前述の導入機能や他自治体の類似施設を参考とした新施設の規模を900~1000m2程度、事業費を約4~6億円と概算する。計画では、平成31~32年度に基本・実施設計、32~33年度に建設工事を行い、34年度の開業を目指す。
将来ビジョンの達成やデザインの質の向上を図るため、市は施設の設計デザインをプロポーザル方式で公募。応募のあった40作品の中から、二次審査に進む6作品を選定していた。市民の関心と理解を高めるため、作品の展示と市民アンケートを行う。
展示場所は、①日南市保健福祉総合センター1階ロビー②北郷農村環境改善センターロビー③日南サピアショッピングセンター1階セントラルコート。2月1日には、整備計画の進捗状況や先進事例を紹介する市民報告会を北郷農村環境改善センターで開く。
設計デザインの二次審査は、2月18日の13時から16時10分まで、北郷ふれあい交流センターで公開で行う。市民報告会及びプロポーザルの二次審査とも事前の申し込みは不要。問い合わせ先は総合戦略課地域政策係(電話0987-31-1128)。