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実施設計は小嶋凌衛が落札 土々呂地区複合型避難施設

 延岡市は1月11日、条件付一般競争で「津波避難施設整備事業土々呂地区複合型避難施設実施設計業務委託」の入札を執行し、小嶋凌衛建築設計事務所が1150万円で落札した。延岡市土々呂町に整備する複合型避難施設等の実施設計を行う。履行期限は平成31年3月29日まで。税抜の公表価格は1443万3260円だった。

 既存の延岡消防署土々呂出張所と隣接する延岡市役所伊形支所(いずれも土々呂町3丁目)を解体し、跡地に複合型津波避難施設を建設する計画。概算事業費は3億5000万円程度を見込む。当該業務では、複合型避難施設の建設、既存建物の解体及び改修に係る実施設計を行う。施設の建設工事は31~32年度に行う予定でいる。

 土々呂地区に於ける避難想定人数は380人で、これに基づく施設の規模をRC造3階建延べ448m2と計画する。新施設の1階に消防団車庫、2階に40人~60人程度が収容できる会議室や音響設備、給湯器、トイレ等を備えた防災学習施設を配置。3階は備蓄倉庫として活用し、屋上に避難スペース(190m2)を確保する。