帝国データバンクがまとめた全国企業倒産集計によると、11月の建設業の倒産件数は前年同月比11.3%減の125件となった。都市部を中心とする建設需要の拡大を受け、全国8地域のうち6地域で前年同月の倒産件数を下回った。
建設業の業種別の倒産件数は、総合工事業が13%減の47件、職別工事業が20%減の52件、設備工事業が18.2%増の26件となった。全産業の倒産件数は9.3%増の706件と3カ月ぶりに増加。負債総額は8.2%減の1238億6600万円と4カ月ぶりに減少した。