日本下水道事業団(JS)は、受託建設事業への新技術導入を円滑化する「新技術導入制度」で、新たに民間企業と連携して活用を目指す「新技術Ⅰ類」として、巴工業と共同で開発した「回転加圧脱水機Ⅲ型」を選定した。
混合生汚泥の脱水処理では既に、回転加圧脱水機Ⅱ型が用いられている。JSと巴工業は今回、脱水汚泥のさらなる含水率低減を目指し、電気浸透機能とポリ鉄後添加機能を追加。脱水性能を高めることで、ライフサイクルコストの縮減や二酸化炭素排出量の削減が期待できるとしている。