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外国人建設就労者、8月末で3829人 国交省

 国土交通省の外国人建設就労者受入事業を利用し、日本に入国した就労者数が8月末時点で3829人となった。2018年度に入り、新たに846人の外国人建設就労者を受け入れたことになる。18年度末の入国者数は約6300人まで増える見通しだ。

 国籍別では、ベトナム(1566人)、中国(1040人)、フィリピン(568人)、インドネシア(492人)の4カ国で全入国者数の95.7%を占める。職種別では、鉄筋施工の717人が最多で、とびの715人、型枠施工の471人、溶接の387人、建築大工の377人などが続いている。

 受入事業は、20年東京五輪で一時的に高まる建設需要に対応するため、技能実習修了者を対象に15~20年度の時限措置として行っている。20年度末までに入国した外国人に22年度末までの就労を認めている。