▲写真は挨拶する山下社長、出前講座の模様
建設産業の魅力を若者に知ってもらおうと、F・Cグループ(山下晃司代表取締役)は3月10日、県立宮崎工業高等学校の建築科2年生を対象とした出前講座を開催した。測量業務に携わる専門家の講話や実習体験を通じて、参加した38人の生徒は、働くことの意義を学び、仕事に対する理解や興味を深めた。
同社では、建設系学科の学生を対象として、定期的に様々な学校で出前講座を開催。座学や機材を用いた体験学習を通じて、測量の仕事を分かりやすく伝えている。今回は、生徒達が将来の職業を選択する際の判断材料にしてもらおうと、出前講座を開催した。
冒頭の代表者挨拶で山下社長は、同社を起業するに至った経緯を説明するとともに、様々な経験が起業に活かされたエピソードを紹介。将来なりたい自分を見据えて夢を持ち、早いうちから目標意識を持って多くの経験を積むことが重要と説いた。
続けて、自身が社会経験を通して教わった教訓も紹介。「働くことの重要性」「人としての礼儀」「社会人としての礼儀」が何よりも必要であるとして、特に働くことの重要性に於いて、自分自身で限界を定めるのではなく、どんな小さな可能性も排除しない姿勢が、その後の大きな成長に繋がると話した。
座学では、同社の担当者が測量の仕事やAI警備について資料を用いて解説。その後、学校に不審者が侵入した事態を想定し、さす又の正しい使い方や簡単な護身術などを学んだ。受講した生徒はメモを取るなどして、熱心に講師の話に聞き入っていた。
実習体験では、宮崎県の新技術活用システムに登録されているリチウムバッテリー式LED投光器「フラワーライト」をはじめ、工事用信号機、縦型UD電光盤、ソーラー式監視カメラシステム「みるかめくん」、舗装工事の作業工程、地質調査、根入れ・ボーリング・平板載荷試験などを見学。舗装工事を実際に体験する学習も行った。
午後からは、同社が保有する路面性状計測車「メジャーロードカー」や橋梁点検車、ハンディプロファイラー「するする君」や3Dスキャナーを紹介。生徒達は、計測車や橋梁点検車に試乗して作業を体験したほか、するする君を使って路面の縦断形状や平坦性、凹凸形状の測定を行った。実際に機械や作業を経験することで、生徒達は測量の面白さや重要性などを学んだ。