▲STEEL ARCHの外観
新商品や新サービスの開発・提供等に取り組む中小企業を支援する中小企業等経営強化法に基づく経営革新制度で、宮崎県は新たに、株式会社川畑板金(川畑忠行代表取締役、都城市)の計画を承認した。大空間を有する安心・安全な建築物「STEEL ARCH」を九州全土に展開し、利益率の向上や経営基盤の強化を図る。
経営革新計画は、新事業に取り組む中小企業者が自ら経営目標を設定し、経営の質の向上を図るために作成するもの。知事から承認を受けた計画は、政府系金融機関の低利融資や設備投資の減税、特許関係料金の減免などの支援措置を受けることができる。
同社が直接受注する「STEEL ARCH」は、薄板軽量形鋼造によるアーチシェル構造で、梁や柱の無い大空間を有し、間取りは自由に設計が可能。他構造よりも低コストで、約30日前後で竣工できる。昨今の異常気象にも対応できるよう、インシュレーション工法による暑さ対策に加え、光熱費削減にも対応する。
同社は1968年の創業以来、一貫してあらゆる建築物の屋根、外壁、雨樋工事を請負う専門工事業者として活動。専業として建築板金工事を請負うことで、技術の向上と人材の育成に取り組むとともに、2010年からは遮熱材の取り扱いを始めるなど、省エネや防災といった建築板金の可能性を追求している。
新事業の展開により、幅広い顧客にサービスの提供が可能となることに加え、直接受注の商品を取り扱うことで利益率の向上を図り、経営基盤の強化に取り組む。
経営革新制度の詳細は、宮崎県のホームページで確認できる。相談窓口は、各商工会議所や商工会、宮崎県中小企業団体中央会、宮崎県産業振興機構、中小企業診断士など。申請書の提出先は、宮崎県商工観光労働部商工政策課経営金融支援室。