宮崎県は、県営一ケ岡団地再整備事業に関するサウンディング型市場調査を実施する。PFI手法で団地の再整備を実施するにあたり、民間事業者との対話を通じて、事業範囲やスケジュール、参画条件等に係る事業者の意向を把握し、条件の整理や課題への対応策を検討する。10月3日までエントリーシートを受け付ける。
現在の一ケ岡団地は、1968~75年建設の南ブロック(15棟354戸/入居率79.2%)と、1996~2000年建設の北ブロック(8棟201戸/入居率93.5%)で構成。このうち、老朽化した南ブロックの全棟を対象に、将来の公営住宅需要を踏まえ、整備戸数を270戸程度に設定して団地の再整備を行う。
事業の実施にあたっては、事業初期の入居者移転の受け皿を確保するため、従来手法で9号棟(47戸)を先行して建て替え、残りの住棟(223戸)をPFI手法で建て替える。PFIの事業方式はBT方式(Build-Transfer)とし、事業範囲は▽設計・調査▽工事(解体含む)▽工事監理▽入居者移転支援―とする。
現時点の事業スケジュールは、▽実施方針等の公表=12月▽実施方針等に関する質問・意見=12月~2026年1月▽入札説明書等の公表=4月▽提案書類締切=9月から約4カ月間▽落札者の選定=10月▽基本協定の締結=11月▽仮契約の締結=12月▽事業契約に係る議決(本契約締結)=27年3月―を想定する。
今回のサウンディング調査では、当該事業に関心のある事業者または事業者グループを対象に、事業規模への対応の可否や物価高騰による施設整備費への影響、公募・事業期間、県産スギを用いた木造・混構造の可能性、移転支援業務実施の可能性、余剰地活用、事業への参画条件(資格要件)などについて意見や提案を求める。
参加希望者は、ホームページから入手できる所定のエントリーシートと調査票に必要事項を記載し、10月3日正午までにメールで送付する。参加申し込みのあった事業者に対して、10月6日~10日にオンライン形式でヒアリングを実施する。時間は1時間程度。民間事業者のアイデア及びノウハウの保護のため、個別に実施する。
サウンディングの参加に要する費用は、参加事業者の負担とする。サウンディング終了後も、必要に応じて追加の対話やアンケート等を実施する場合がある。事業公募時に今回の調査参加者が評価等で有利となることはない。サウンディングの実施結果(参加事業者の名称含む)は、具体性の高い事項を除き、概要を公表する予定でいる。
詳細はホームページを参照。資料の提出先及び問い合わせ先は、「宮崎県県営一ケ岡団地再整備事業アドバイザリー業務」の委託業者である株式会社長大PPP推進部(電話03-3532-8608、メールr07miyazaki-keneidanchi@chodai.co.jp)。
《調査の実施要領》