国富町は、木脇地区農業構造改善センター及び川南地区健康増進センターにリース方式でLED照明設備を導入する事業候補者を、米良電機産業株式会社を代表企業とする連合体に決定した。LED照明機器の導入により、光熱費を節減するとともに、設備導入で削減される電気料をリース費用に充当するなどして、財政負担の平準化を図る。
事業者の選定に際しては、県内企業または県内企業を含む複数の法人で構成する連合体を対象に8月8日まで提案書を受け付け、町が設置した選定委員会で提案内容を審査して、事業候補者を特定した。提案に際しては、▽年間リース料が最大118万円▽契約期間は10年以内▽契約期間終了後に無償譲渡―などを求めた。
町は今回の事業結果を検証し、他施設への導入も検討する考えでいる。