宮崎県は8月29日、企画提案に基づき事業者を選定する「宮崎県公共施設LED化推進事業」を公告した。県有施設の照明をリース方式でLEDに更新するにあたり、予算の範囲内で実施可能な施設数を把握するとともに、調光機能などを活用することによる対象施設の利用状況に応じた最適な照明設備に関する提案を募る。
対象は、▽消防学校▽御池青少年自然の家▽農業大学校▽農業科学公園▽建設技術センター▽県立産業技術専門校▽国民宿舎ホテル高千穂▽国民宿舎えびの高原ホテル―の8施設。当該事業では、LED照明設備本体及び設置に伴う工事費の2分の1以内を補助する。上限額(税抜)は合計で1億6360万7000円以内。
リース期間は2026年4月1日から120カ月。リース料は、10年リースで1灯あたり平均3万円以内(税抜、補助金控除後)とする。
参加資格は、単独の法人、もしくは複数の法人で構成する共同事業者。国内に本社を有し、専門技術者等の十分な業務遂行能力及び適切な執行体制を有することや、企画提案書に基づくLED化推進事業を円滑に遂行できる安定的かつ健全な財政能力を有すること、宮崎県からの入札参加資格停止措置を受けていないことを要件とする。
選定スケジュールは、▽参加申請書等提出期限=9月8日▽参加資格審査結果通知=9月11日▽事前説明会=9月16日▽施設見学会=9月16日~19日▽質問受付期限=9月26日▽企画提案書等提出期限=10月3日▽プレゼンテーション=10月7日▽事業予定者決定通知=10月中旬―を予定する。
公募要領や仕様書、審査基準、各種様式等は、ホームページで確認できる。提出先及び問い合わせ先は、環境森林部環境森林課環境政策・脱炭素推進担当(電話0985-26-7084、メールkankyoshinrin@pref.miyazaki.lg.jp)。
《公募要領》