延岡市は8月20日、指名競争で「西階公園陸上競技場整備基本計画策定業務委託」の入札を執行し、八千代エンジニヤリングが1450万円で落札した。陸上競技場の再整備にあたり、施設の機能や規模を決定するとともに、概算事業費の算出や整備スケジュール等を定めた基本計画を策定する。委託期間は2026年3月18日まで。
過去に行った陸上競技場の耐震診断で、震度6強~7程度の大規模地震に対して「補強が必要」と判定されたことを踏まえ、市は24年10月に「西階公園陸上競技場整備方向性検討会」を設置。同年度末までに、今後の施設整備に関する方向性を取りまとめた。
同検討会では、「引き続き第2種公認陸上競技場として整備する」「コスト面の比較や実現可能性の検討等を行い、改修(耐震補強を含む)や建替といった最終的な手法を決定する」「ゴールデンゲームズの開催継続の観点から、26年度の公認検定に向けて、競技場部分は25年度から改修に着手する」などの方向性を示している。
当該業務では、こうした検討内容を踏まえ、整備内容をより具体化するため、施設の機能・規模を決定するとともに、概算事業費の算出や整備スケジュール等を定めた「西階公園陸上競技場整備基本計画」を策定する。なお、基本計画の策定に当たっては、今年度に新たに設置した検討会での検討内容を反映させる。
具体的には、25年度検討会の内容を踏まえ、施設整備の基本方針を設定するとともに、導入する機能や設備等について検討・整理を実施。導入機能の整備方針を踏まえ、建築計画、動線計画、配置計画、防災関連計画、ユニバーサルデザイン計画などの諸条件を整理し、総事業費や財源、ランニングコストなどの試算・精査を行う。
また、整備に係る事業手法(従来方式、DB方式、PFI方式等)を整理・比較して評価するとともに、最も適した事業手法について、スケジュールや事業費等の検討・整理を行う。このほか、当該事業費に係る財源について、国土交通省及び各省庁の補助メニュー等、該当すると想定される全ての事項について調査を行う。
指名業者は、八千代エンジニヤリング、オオバ、ニュージェック、パシフィックコンサルタンツ、エイト日本技術開発、昭和、日本工営都市空間、中央コンサルタンツの8者。公表価格は1495万円、最低制限価格は1152万6000円だった。金額は税抜。
既存施設は1968年3月31日完工(1997年改修完工)。日本陸連第2種公認競技場で、規模はRC造一部S造3階建、延床面積約3690㎡、総面積2万3824㎡。収容人数は約1万5000人(スタンド5000人)。トラックは1周400m×8レーンの全天候舗装。フィールドは内面芝張、コーナー半円部分は全天候舗装。