▲写真は挨拶する山下社長、大会の模様
有限会社山下商事(山下栄代表取締役社長)は7月4日、川南町の本社会議室で2025年度の「安全衛生大会」を開催した。安全講話や安全衛生管理方針及び企業理念に伴う大会意義の訓示、安全宣言を通じて、参加者は更なる安全意識の高揚を図った。
大会で挨拶に立った山下社長は、初めて開催する大会の意義について、「変化する時代に対応すべく、確実に形に、そして記憶に残る大会になるよう、限られた時間の中で多くを学んでもらいたい」と訴えた。
一方で、産業廃棄物業及び林業に於ける事故発生時の危険性に言及し、「死亡事故に繋がる恐れのある業務に携わっていることを再認識して」と呼び掛け、大会を契機にゼロ災害の達成に邁進していく決意を示した。
25年度の安全衛生基本方針を発表した総務部の永友尚登部長は、危険を予知し、安全に徹して、災害事故の撲滅を図るとともに、快適で活気のある職場づくりを目指す基本方針のもと、死亡・重大災害、職業性疾病ゼロを目標に掲げることを報告した。
また、▽豊かな社会づくりに貢献▽企業の産廃処理業務をサポート▽地元へ貢献できる企業▽自己啓発・技術力の向上―の4つの企業理念を踏まえ、交通・労働災害を絶対に起こさないことを確認したほか、大会の目的と意義を改めて説明し、これを共有した。
安全宣言を行った河野利郎氏は、「労働災害のない快適な職場環境を構築するため、従業員一人ひとりが安全への意識を高め、労働災害の発生を未然に防ぐとともに、経営者が自ら率先して労働災害防止の取組を積極的に展開する」と力強く宣言。
これに合わせて「安全衛生大会を契機に安全確保の大切さを深く認識し、それぞれの事業場で災害ゼロに取り組む」と全員で唱和し、無事故・無災害の達成に邁進することを誓った。
大会ではこのほか、株式会社ブルースターの福満拓人営業企画リーダーと東京海上日動火災保険株式会社宮崎支店の足立薫主任が、車両事故撲滅に向けた安全運転や熱中症対策などに関して講話を行った。