▲写真は挨拶する岩永部会長、総会の模様
宮崎県建設業協会青年部連合会(岩永敦嗣部会長)は6月27日、宮崎県建設会館で2025年度の通常総会を開催した。総会には、各地区青年部の正副部長らが出席し、24年度事業報告及び収支決算のほか、担い手の確保・育成やイメージアップ活動の推進などを盛り込んだ25年度事業計画案及び収支予算案を承認した。
総会で挨拶に立った岩永部会長は、青年部連合会が若年層をはじめとする担い手不足の解決に向けて、様々な活動を通じて業界のPRを継続する一方、現時点で根本的な解決には至っていないとして、引き続き、地道な活動を継続する考えを示した。
一方で、九州・沖縄6県の建設業協会青年部でつくる九州建設青年会議の会長に就任したことを踏まえ、受発注間が一丸となって問題解決に取り組む必要があるとして、「各発注機関と意見を交わす機会を積極的に増やしていきたい」と意気込みを述べた。
議案審議では、24年度事業報告及び収支決算並びに剰余金処分案、25年度事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認。24年度事業に関しては、各地区青年部を主体とした地域貢献活動のほか、昨年10月に延岡市で開催した青年部連合会大会で「建設業が担う未来」について議論したことを報告した。
一方、25年度の事業計画では、▽若年技術労働者の育成・確保の推進▽適正な企業評価と入札・契約制度改正への対応▽社会貢献活動、イメージアップ活動の推進▽関係行政機関・団体等との意見交換会▽マスコミ等を含めた国民・県民への情報発信▽会員相互の協調連携体制の確立―を柱に掲げ、各種活動に取り組むことを確認した。