建設ネット企画画像 四角 四角

事故・災害ゼロへ安全教育推進 高千穂地区建設業協会

      

▲写真は挨拶する工藤会長、大会の模様

 高千穂地区建設業協会(工藤勝利会長)は7月3日、高千穂建設会館で2025年度の「労働交通安全推進大会」を開催した。大会には、会員企業の職員らが多数参加。安全宣言や安全講話を通じて、安全意識の高揚を図り、労働災害及び交通災害を撲滅することを誓った。

 挨拶で工藤会長は、常に安全の基本に立ち返り、全員の安全意識を向上させることや、6月から強化さた熱中症対策について、現場状況に合わせた安全管理を実践する重要性を強調。県内の交通情勢や外国人ドライバーにも言及し、交通安全対策の徹底を呼び掛けたほか、事故や災害の防止に向けて、徹底した安全教育を推進してもらうよう求めた。

 表彰式では、事業場賞を受賞した高千穂土木、功労賞を受賞した▽興梠保幸氏(工藤興業)▽甲斐宣幸氏(木下組)▽甲斐誠氏(㈱興梠建設)―、職長賞を受賞した▽緒嶋清隆氏(工藤興業)▽平川一成氏(高千穂土木)▽佐藤哲也氏(奈須建設)▽甲斐和茂氏(工藤企興)▽田崎哲氏(㈱興梠建設)―に対して、表彰状と記念品が贈られた。

 安全講話では、延岡労働基準監督署の三浦義雄安全衛生課長が「労働災害防止対策」をテーマに、管内で発生した過去の労働災害の発生状況や発生原因を示し、再発防止対策を解説した。高千穂警察署の富髙健司交通係長は、飲酒運転根絶に関する講話を行った。

 大会では、延岡労働基準監督署の谷宮俊実署長、西臼杵支庁の黒岩賢二支庁長(代読=押川茂土木技術担当次長)が来賓として挨拶。工藤崇一朗青年副部長が労働安全宣言を、佐藤清崇青年相談役が交通安全宣言をそれぞれ読み上げ、労働災害ゼロ・交通災害ゼロの職場づくりに向けて一丸で邁進することを誓った。