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新燃岳噴火に備え、路面清掃車の操作訓練 国交省

      

▲写真は訓練の模様

 国土交通省九州地方整備局宮崎河川国道事務所は、7月17日に都城市の沖水川河川敷で路面清掃車の操作訓練を実施した。訓練には、同事務所と災害時等の応急対策工事等に関する基本協定を締結している建設業者を中心に約50人の技術者が参加。路面清掃車を操作する際の留意点や具体的な操作方法などを確認した。

 霧島連山の新燃岳では、先月22日に7年ぶりに噴火が発生。現在も断続的に噴火が続いており、広範囲にわたる降灰被害が想定される。2011年に爆発的噴火が発生した際には、全国から40台の路面清掃車が派遣され、降灰の除去作業を実施した。

 こうした状況を踏まえ、宮崎河川国道事務所は円滑な作業の実施や操作可能なオペレーターの確保を目的として、管内に配備中の路面清掃車を使用した訓練を行った。

 訓練では、操作方法を熟知している大淀開発の技術者が指導役として協力し、参加者に車両の仕組みや操作方法を説明。その後、参加者が実際に車両に乗り込み、両サイドのブラシで土砂やゴミを車体の下部へ掻き出し、後方の主ブラシでこれを掻き上げて、コンベヤを通じてホッパ内に投入する一連の操作方法を確認した。

 訓練の参加者は「初めて路面清掃車を運転したが、操作自体はそこまで難しくはなかった。有事の際には訓練で学んだことを活かしたい」と話した。宮崎河川国道事務所の中島貴史事業対策官は、市民生活への影響を最小限にできるよう、訓練に参加した地域建設業の技術者に対して「今回の訓練を今後に役立ててもらいたい」と話した。