▲写真は挨拶する田上理事長、総会の模様
県内12地区の管工事組合で組織する宮崎県管工事協同組合連合会(田上満則理事長)は、5月30日に宮崎水道会館で2025年度「第54回通常総会」を開催した。総会では、24年度事業報告書及び決算関係書類、25年度事業計画書及び収支予算案などを原案どおり承認した。
総会で挨拶に立った田上理事長は、近年、本県を含む全国各地で発生している自然災害の影響により、一部の地域では生活を支える水道に甚大な被害が生じていることを踏まえ、水道インフラにおける管工事業の役割の重要性を改めて強調。
一方で、高齢化や若手人材の不足、事業承継、働き方改革の推進といった様々な課題に直面する中、行政や関係団体との連携強化、的確な情報収集を図り、組織力を拡大して、一丸となって業界を盛り上げていこうと呼びかけた。
25年度の事業計画では、会員及び所属員の融和・協調や組織力の強化、スクラップアンドビルドによる時機を捉えた事業展開、上部組織や関係団体との連携協調による組織活動の円滑化、会員及び所属員の経営基盤の安定・発展などを基本方針に掲げた。
事業の推進にあたっては、会員及び所属員の事業展開のため、タイムリーで効果的な各種研修及び講習等の開催、入札制度改革や資格取得等の関係法・制度改正に関する迅速な情報提供に努めるとともに、発注機関等に対する陳情・要望活動を促進する。
これを踏まえ、教育情報事業(認定訓練、研修会等)や福利厚生事業(各種共済保険制度の活用促進)、組織強化推進事業(受注機会拡大の要望活動、組織の強化拡大、経営の合理化対策、技術者の地位向上、労働安全・交通安全運動)に取り組むとした。