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徳満建設にえるぼし認定(三ツ星) 宮崎労働局

 宮崎労働局(吉越正幸局長)は6月6日、宮崎市内で「くるみん・えるぼし・ユースエール認定通知書交付式」を開催した。くるみん認定を取得した株式会社ジェイエイフーズみやざき、えるぼし認定を取得した株式会社徳満建設、ユースエール認定を取得した湯川建設株式会社と株式会社竹井建設に対して、吉越局長が認定書を手渡した。

 えるぼしは、女性の活躍推進に向けた雇用環境や労働条件の整備に取り組むための一般事業主行動計画の策定・届出を行った事業者のうち、一定の基準を満たし、女性の活躍推進に関する取り組みの実施状況が優良な企業を認定するもの。基準を満たした数に応じて3段階で認定を行い、特に優良な事業者を「プラチナえるぼし」に認定する。

 都城市に本社を置く徳満建設(徳満裕二代表取締役)は、正社員に占める女性労働者の割合や女性の平均継続勤続年数、労働者1人あたりの時間外労働及び休日労働の合計時間数の平均、管理職に占める女性労働者の割合、多様なキャリアコースの全ての評価項目で認定基準を満たし、えるぼし認定の最高位(三ツ星)を取得した。

 一方、湯川建設と竹井建設が取得したユースエールは、若者の採用・育成に積極的で、雇用管理状況等が優良な中小企業を認定するもの。認定を取得することで、ハローワーク等での重点PRや認定企業限定の就職面接会等への参加、日本政策金融公庫による低利融資、公共調達での加点評価といったインセンティブが付与される。

 2025年4月末時点に於ける県内の認定企業数は、くるみんが66者(うちプラチナくるみん3者)、えるぼしが12者(うちプラチナえるぼし1者)、ユースエールが19者となっている。

 国土交通省は今年4月以降、ワーク・ライフ・バランス(WLB)の推進に取り組む企業を対象とした総合評価での加点措置を全案件で適用。えるぼし、くるみん、ユースエールのいずれかの認定を受けた企業について、企業や技術者の実績・成績に加えて、企業の能力評価の項目で加点している。