永年にわたる社会奉仕従事者や業務精励者、各界の功労者等の功績を称える令和７年春の褒章と叙勲が４月２９日付で発令された。県内在住者では、行政書士の荻原晴巳氏やミツワハガネ株式会社元社長の甲斐千尋氏、元日向市長の赤木欣康氏、宮崎大学名誉教授の中澤隆雄氏や横田漠氏ら４７人が受章の栄に浴した。
県内在住の褒章受章者は７人で、行政書士の荻原晴巳氏が黄綬褒章（業務精励／行政書士業）を受章。また、都城市消防団分団長の小山田民男氏、同消防団副団長の長谷場平氏、延岡市消防団分団長の山名智広氏が藍綬褒章（消防功績）を受章した。
一方、県内居住の叙勲受章者は、旭日章１１人と瑞宝章２９人の合計４０人。精密機械部品の加工・組立や特殊鋼鋼材販売等を手掛けるミツワハガネ株式会社（延岡市）元社長の甲斐千尋氏、高千穂町商工会元会長の後藤和博氏が旭日単光章（中小企業振興功労）を受章した。
地方自治功労では、元日向市長の赤木欣康氏らが旭日双光章を受章。元宮崎県病院局長の渡邊亮一氏が瑞宝小綬章を受章したほか、元都農町副町長の河野吉孝氏や元宮崎県福祉保健部長の宮本尊氏が瑞宝双光章を受章した。
一方、教育研究功労では、宮崎大学名誉教授の清水正和氏、中澤隆雄氏、平原孝明氏、廣田彰氏、横田漠氏の５人が瑞宝中綬章を受章した。
このほか、株式会社宮崎太陽銀行元頭取の林田洋二氏が旭日小綬章（金融業功労）、宮崎県歯科医師会元会長の田島逸男氏が旭日小綬章（保健衛生功労）、宮崎県社会福祉協議会副会長の黒木茂夫氏が旭日双光章（社会福祉功労）、宮崎市郡医師元副会長の山村善教氏が旭日双光章（保健衛生功労）を受章した。