▲写真は挨拶する櫻木部会長、協議会の模様
一般社団法人宮崎県建築協会青年部(櫻木博文部会長)は5月23日、宮崎市内で2025年度の全員協議会を開催した。会合には、県内各地から多数の青年部員が出席。24年度事業経過や25年度事業計画について各委員会の担当者から説明を受けた。
挨拶で櫻木部会長は、「昨年も様々な事業を展開し、青年部の活動を広く周知することができた」と述べるとともに、「青年部の活動は皆さんの協力がなければ成り立たない」として、積極的な参加や他の部員への声掛けを呼び掛け、「若い人達が建築業界に入職したいと思える場、学びの場、成長の場にしていきたい」と意気込んだ。
一方で、宮崎県建築協会が今年で創立30周年を迎えるにあたり、青年部が中心となって記念事業の開催を計画していることを説明。30年の節目を盛り上げるため、記念事業に対する理解と協力を部員に求め、挨拶を締めくくった。
議事では、増田祐介副部会長が前年度に取り組んだ事業の経過を報告。続いて、総務委員会の黒井浩史委員長、企画委員会の西川博之委員長、広報委員会の片地昭成委員長、交流委員会の日野靖徳委員長が、25年度に実施を予定する活動内容を説明した。
25年度の事業計画に関しては、公共建築物の保全点検や修繕活動、親子木工教室や技術向上を目的とした研修会、熊本建伸会及び鹿児島青年部会との三県合同研修会の開催、防災訓練への参加と防災意識の啓発、部会員の相互交流、公共奉仕活動などを計画し、女性技術者の会(チーム・ラポール)と共同で取り組むことを確認した。
■11月21日にトークライブ開催
一般社団法人宮崎県建築協会は、協会創立30周年記念事業として、11月21日にフォトグラファーのヨシダナギさんによるトークライブを開催する。会場は宮崎市民プラザオルブライトホールで、時間は19時から20時30分まで。入場無料。定員は200人(学生優先・先着予約順)。11月1日まで事前予約を受け付ける。
ヨシダナギさんは1986年生まれ。独学で写真を学び、2009年より単身アフリカへ。以来、アフリカをはじめとする世界中の少数民族を撮影、発表。唯一無二の色彩と直感的な生き方が評価され、2017年日経ビジネス誌で「次代を創る100人」に選出。同年に、講談社出版文化賞写真賞を受賞している=HPより抜粋。
トークライブでは、独自の視点で文化や人々の“本質的な美しさ”を撮影するヨシダナギさんとマネージャーのキミノさんが登壇。案内では「作品と共に語られる体験は、宮崎という故郷やあなたの中にある魅力、豊かさにあらためて気付かせてくれる」としている。トークライブのMCは、フリーパーソナリティのコレナガカオリさん。
参加申し込みは、専用のQRコードから受け付ける。問い合わせ先は、宮崎県建築協会事務局(電話0985-38-6742)。