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活力あふれる協同組合を目指す 宮崎管工事協同組合

       

▲写真は挨拶する田上理事長、総会、表彰式の模様

 宮崎管工事協同組合(田上満則理事長)は5月23日、宮崎水道会館で2025年度「第65回通常総会」を開催した。総会では、24年度事業報告及び収支決算書、25年度事業計画並びに収支予算案などを原案どおり承認した。

 挨拶で田上理事長は、昨年に多発した地震や台風災害等に迅速に対応した組合の組織面での連携協力に感謝の意を示すとともに、業界として週休2日制の導入や若年者の雇用促進、業務体制見直しや効率化など、様々な環境改善に取り組んでいることを報告。

 今後も「水道」という重要なライフラインを担う組織として、更に「活力あふれる協同組合」を目指し、安定した組合運営ができるよう、組合員に支援と協力を求めた。

 25年度の事業計画では、経営基盤の安定強化を図るため、組合受託業務の拡充や収益管理の徹底と一層の経費節減に努めるとともに、共同受注事業における公平性や競争性を確保し、円滑な事業運営のための連携と強い団結力を図っていく。

 行政機関や関連団体との連携を強化し、新しい事業展開への体制整備を図るとともに、資格取得のための講習や人材育成、技術向上の支援を行う。災害対策計画やBCP等に基づく災害時対応の円滑化に向けた関係機関との連携体制を検証することを確認した。

 総会に先立ち、宮崎市保健所保健衛生関係功労者の表彰式が行われ、水道関係功労者表彰を受賞した生目設備に表彰状が贈られた。宮崎市保健所の門内一郎所長は、水道行政に対する組合員の尽力に感謝の言葉を述べ、引き続きの理解と協力を求めた。