西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)は、2026~28年度の中期事業見通し(25年4月時点)を公表した。宮崎県内では、東九州自動車道高鍋IC~西都IC間の4車線化事業のほか、宮崎高速道路事務所管内に於ける橋梁更新や土構造物補強といった特定更新等事業を計画する。
中期事業見通しは、26~28年度に入札公告を予定している▽新設事業及び4・6車線化事業等▽耐震補強事業▽特定更新等事業―の3箇年の事業概要や数量、スケジュールを示したもの。25年4月時点の見通しであるため、実際に発注する工事等の内容と異なる場合や、未公表の工事等が発注される場合がある。
県内では、物流ネットワークの強化や防災・減災、国土強靱化等を目的とした高鍋IC~西都ICの4車線化事業を実施する。計画期間内の事業数量は、PC橋2橋、鋼橋1橋、舗装延長約5㎞、道路照明1箇所、通信線路約5㎞。26年度にPC橋及び鋼橋の上部工と舗装設計、27年度に舗装工事と照明工事を計画する。
一方、宮崎高速道路事務所管内の特定更新等事業では、計画期間内に橋梁更新等(鋼橋)1橋と土構造物補強約10箇所を計画。いずれも、26年度に工事を実施する予定でいる。
《中期事業見通し》