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延岡工高に測量機器を寄贈 アースエンジニアリング

          

▲写真は贈呈式、測量実習の模様

 建設コンサルタント業務や測量業務、地質調査業務、補償調査業務等を手掛けるアースエンジニアリング株式会社(吉岡秋人代表取締役社長、本社=延岡市)は、県立延岡工業高等学校に測量機器を寄贈した。5月12日に同校で贈呈式を行い、吉岡社長が山内武幸校長に寄贈品の目録を手渡した。

 同校の土木科では、各学年で測量実習を行うなどして、生徒達が測量に関する基礎・基本から高度で専門的な知識及び技術の習得を目指しているが、コストの面から角観測や距離観測を行う測量機器を更新できていない状況にあった。

 こうした状況を踏まえ、同校の卒業生でもある吉岡社長が、測量実習で使用するトータルステーションや三脚、反射鏡を寄贈した。寄贈は今回で3回目となる。

 12日に行われた贈呈式には、吉岡社長と大庭利隆営業企画課長、山内校長と大崎博志教頭が出席。吉岡社長が山内校長に、トータルステーション一式とトータルステーションプリズム一式の目録を手渡した。山内校長は「大切に使わせていただき、生徒達の技術力を高めて、社会に貢献できるよう育成していきたい」と述べた。

 贈呈式後には、土木科3年生の生徒が贈呈された測量機器を使用して、測量実習を行っている様子を見学した。吉岡社長は、「測量機器が少ない中、工夫しながら実習を行っている。寄贈した測量機器を活用してもらい、将来を担う人材の育成に貢献できれば」と期待を込めた。