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技能まつりや出前講座計画 宮崎県鉄筋業組合青年部

      

▲写真は挨拶する福富部長、山路理事長、総会の模様

 宮崎県鉄筋業組合青年部(福富康哲部長)は5月10日、宮崎市内で2025年度の「通常総会」を開催した。総会には、多数の青年部員に加え、親会の山路修理事長も出席。24年度事業経過及び収支決算案などの各議案を原案どおり承認した。

 総会で挨拶に立った福富部長は、「青年部員が一堂に会する年に一度の機会。些細なことでもかまわないので、意見を出し合える総会にしたい」と部員に呼び掛けた。

 山路理事長は、4月に開催した親会の総会で、応援単価の改正と標準見積書の全県使用を目標に定めたことを報告。応援単価に関しては、組合員のみならず、非組合を含めた県内全ての鉄筋業に周知し、これを実践することが、鉄筋業の地位向上や若者に魅力ある職種への転換に繋がるとして、こうした取り組みへの理解と協力を求めた。

 議案審議では、全国鉄筋工事業協会及び九州鉄筋工事業団体連合会の青年部会議等への出席のほか、ものづくりの楽しさを広く知ってもらおうと、宮崎県や宮崎県技能士会連合会等が開催している技能まつりへの参加、県内の工業高校生を対象とした出前講座に取り組んだことを説明。25年度に関しても、これらの取り組みを継続する。