公募型プロポーザル方式で「小野湖特設カヌー・ローイング競技場コース設計業務委託」の事業者選定手続きを進めていた小林市は、優先交渉権者にトータスコーポレーションを特定した。２０２７年開催の第７１回国民スポーツ大会に向けて、カヌーコース及びローイングコースの設置に係る設計業務を委託する。
小林市須木下田字中野地内の小野湖（ダム湖）では、同じ水域でカヌー競技及びローイング競技を実施する予定であり、当該業務では国スポの開催基準を満たす①カヌースプリント５００ｍ・２００ｍ×９レーンの設計業務②ローイング１０００ｍ×６レーン（競漕用５レーン、廻漕用１レーン）の設計業務―を行う。
その際、小野湖の特性（地形・形状・水位変動）を考慮したコースレイアウト（練習水域を含む）及びレーンの固定方法、各競技に切り替える際（その逆も同様）に競技団体や施設管理者が容易に切り替える方法などについて提案を求める。履行期間は２６年３月３１日まで。プロポーザルでは、税込の予算額を９９０万円としていた。