▲写真は挨拶する金丸支部長、総会の模様
一般社団法人宮崎県建築士会日向支部(金丸政司支部長)と同青年部会(興梠幸大部長)は4月19日、日向市内で2025年度の通常総会を開催した。総会では、24年度の事業報告及び収支決算、25年度の事業計画案及び収支予算案を原案どおり承認した。
挨拶に立った金丸支部長は、少子高齢化に伴う人手不足やAI技術の台頭、建築関連の法改正など、昨今の建築士を取り巻く情勢の変化に言及。こうした環境下でも、「建築士としての活動の量と質は維持していかなければならない」として、会員相互で情報を共有し、互いに協力・研鑽することで、スキルアップに繋げていく考えを示した。
議長に黒木幸市氏を選出して行われた議案審議では、24年度の事業報告及び収支決算、25年度の事業計画並びに収支予算案、25年度の青年部事業計画並びに収支予算案の各議案について慎重に審議を行い、いずれの議案も原案どおり承認した。
支部の25年度事業計画では、会員増強等による財務活動の拡充や各種大会及び研修等への参加と協力、現場見学会や講師派遣、建築甲子園など工業高校への協力及び支援、各種事業への積極的な参加を通じた行政への協力に努めていくことを確認した。
一方、青年部会の25年度事業計画では、▽九州ブロック研究集会▽建築士の日の活動▽宮崎県建築士会研究集会▽日向工業高校現場見学会の実施▽木工教室等の青年部主催地域貢献事業―などに取り組むことを確認した。