▲写真は献血活動の模様
吉原建設株式会社(吉原政秀代表取締役社長)は4月17日、都城市内で2025年度の献血活動を実施した。都城本店の駐車場に宮崎県赤十字血液センターの献血バス2台を設置し、都城本店及び協力会社の職員ら多数が日本赤十字社の献血事業に協力した。
同社の献血活動は、国民生活に不可欠な医療提供体制を維持するため、血液が不足しがちな年度当初に合わせて、社会貢献活動の一環として行っているもの。昨年度の活動では総勢約70人が献血に協力しており、今年度は80人の参加を目標に掲げた。
当日は、早朝9時から夕方4時にかけて、都城本店及び協力会社の職員が仕事の合間を縫って献血会場を訪ねた。来場者に対して、宮崎県赤十字血液センターの職員が問診を行い、看護師の指示に従いながら、バス内で献血に協力した。
宮崎県赤十字血液センターによると、九州・沖縄地区では今年3月末から4月初旬にかけて献血の協力者が大幅に減少。各県で予定していた献血バスの台数を追加するなどしたが、それでも必要な人数に届かない状況が続いているという。
今後、医療機関で必要な血液製剤の需要がさらに高まる見通しであり、同センターでは一人でも多くの人に協力してもらうよう呼び掛けている。こうした状況を踏まえ、吉原建設の担当者は、「少しでも困っている方々の役に立つことができれば」と話した。