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小型無人機航空隊「アマテラス」を結成 国交省延岡

      

▲写真は結成式の模様、挨拶する島川所長

 国土交通省九州地方整備局延岡河川国道事務所(島川浩一所長)は、災害発生時における被災状況調査をはじめ、平常時の河川・道路の調査、広報活動に無人航空機(UAV)を活用するため、小型無人機航空隊「AMATERASU」を結成した。3月24日に同事務所で結成式を行い、島川所長が隊員16人に任命書を交付した。

 九州地方整備局は、2014年度に安全管理マニュアルと4段階の内部資格制度を整備し、「九州地方整備局UAV航空隊(通称=Blue Hawks)」を発足。災害発生時にはTEC-FORCEの一員として隊員を派遣し、被災状況調査等を行っている。25年3月1日現在、同隊には345人の内部資格者が在籍している。

 一方、延岡河川国道事務所においては、新たに11人の資格保有者が誕生し、合計16人の資格保有者が在籍。自然災害が頻発化・激甚化する昨今の情勢等も鑑み、同事務所独自の小型無人機航空隊を結成する運びとなった。

 結成式で島川所長は、「今後、災害が発生した場合、TEC-FORCEのメンバーとして現地に派遣され、ドローンによる災害状況の把握を行ってもらうことになる。これまで学んだ知識や経験を活かし、活躍されることを期待している」と挨拶した。

 オンラインで結成式に参加したBlue Hawksの南竹知己教官(九州技術事務所副所長)は、「地域の防災を担い、安心・安全を守る地域部隊として、しっかりとその役目を果たし、活躍することを祈念している」と期待を込めた。

 AMATERASU隊員の米元博之河川管理課長は、「しっかりと日々の訓練・研鑚を重ね、いざというときに備えていきたい」と意気込みを述べた。

 部隊名の「AMATERASU」には、同事務所管内に天照大神御隠れのエピソードのある天岩戸神社が所在し、天照大御神が太陽神であることから、「太陽のように空から地域の安全・安心を見守るドローン隊を目指す」という願いが込められている。