▲写真は贈呈式の模様、寄贈した防犯ブザー
子ども達の安全・安心な日常生活をサポートしようと、宮崎県生コンクリート工業組合に所属する西臼杵生コン事業協同組合(木田正美理事長)は3月14日、高千穂町、五ヶ瀬町、日之影町の西臼杵3町に防犯ブザー114個を寄贈した。
宮崎県生コンクリート工業組合は、2011年8月に宮崎県警察本部と「犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」を締結。当該協定の趣旨を踏まえ、西臼杵生コン事業協同組合に於いても毎年、地元の小学校の新入生に防犯ブザーを寄贈している。
寄贈した防犯ブザーは、アラームボタンを押すかアラームピンを引くと警報音が鳴り響き、周囲に自らの居場所や危険な状態にあることを知らせることができる。キーホルダータイプで、ランドセルなどに簡単に取り付けられる。
高千穂町役場で行われた贈呈式で、木田理事長が甲斐宗之町長らに目録と防犯ブザー84個を手渡した。木田理事長は、「安全意識を高めてもらうためのツールとして活用してもらいたい。子ども達が安心・安全に元気に育ってもらえれば」と期待を込めた。
甲斐町長は、全国的に声掛け事案が発生する中、防犯ブザーが「周囲の人に危険を知らせる大きな武器になる」と指摘。保護者や先生の安心感にもつながるとして、「子ども達の安全・安心を守るために有効活用させてもらいたい」と感謝の意を示した。
寄贈された防犯ブザーは、各学校の入学式等で子ども達に手渡す予定でいる。