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ウォーキングと清掃奉仕活動 宮崎地区建築業協会

       

▲写真は挨拶する鶴本会長、活動の模様

 一般社団法人宮崎地区建築業協会(鶴本英三会長)は3月9日、宮崎市のサンビーチ一ッ葉周辺で「歩こう会」と「清掃奉仕活動」を実施した。イベントには会員企業の職員やその家族ら54人が参加。ウォーキングで敷地内の散策を楽しみながら、ゴミ拾いを行うなどして、早朝から心地良い汗を流した。

 多くの協会が地域貢献の一環として清掃活動を行っているが、宮崎地区建築業協会は奉仕活動に加え、会員の健康増進や交流促進を目的として、歩こう会を取り入れている。

 開始式で鶴本会長は、会員の協力のもと、例年通り活動が開催できたことに感謝の意を示すとともに、健康管理の重要性に言及。ウォーキングを楽しみながら、奉仕活動を行うことで、会員の健康維持も繋がるとして、「今後も継続して活動を続けることで、会員の健康促進と地域への恩返しに繋げていきたい」と意欲をみせた。

 参加者は、事前に用意した手袋やごみ袋、ゴミハサミなどを手に作業を開始。2班に分かれて、敷地内の散策を楽しみながら、北ビーチ周辺や駐車場、海岸沿いの清掃作業に汗を流した。作業後、周辺は見違えるように綺麗になっていた。

 当日はこのほか、東大宮コミュニティセンターで木工教室も同時開催し、歩こう会の参加者がそのまま場所を移して、ものづくりの楽しさを学んだ。鶴本会長は、担い手の確保が業界の喫緊の課題であることを踏まえ、「建築の仕事に興味もってもらえるよう、子ども達にものづくりの楽しさを伝える活動も続けていきたい」と話した。