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内藤・ごとうJVが落札 宮崎市消防庁舎監理

 宮崎市は3月4日、条件付一般競争で「宮崎市消防局・北消防署新庁舎棟新築工事監理業務委託」の入札を執行し、内藤・ごとう特定委託業務共同企業体が7122万1248円で落札した。霧島5丁目の消防局管理地に移転整備する新庁舎棟(免震構造、S造4階建延べ5164.42㎡)の新築に係る工事監理業務を委託する。

 洪水浸水想定区域内に位置し、老朽化等の課題を抱える現在の消防庁舎を、霧島5丁目の消防局管理地に移転整備する計画。新施設は▽庁舎棟▽訓練棟▽車庫倉庫棟―の3施設で構成する。施設整備に係る基本・実施設計は、久米・岩切特定委託業務共同企業体が担当した。計画では、26年度内の竣工及び供用開始を目指している。

 新庁舎棟の建築主体工事は、2月27日に条件付一般競争入札を執行し、桜木・松本・井上特定JVが22億5670万円で落札した。新庁舎棟に訓練棟及び車庫倉庫棟を加えた設備工事は、昨年10月に条件付一般競争入札を執行し、電気設備工事を九南・小田・電工社特定JV、機械設備工事を江坂・生目・巴特定JVが落札している。

 監理業務の入札には、内藤・ごとう特定委託業務共同企業体、楠山・那須特定委託業務共同企業体の2者が応札した。業務の履行期限は2027年2月26日。税抜の公表金額は8902万6560円、最低制限価格は6841万7823円だった。