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津波避難施設基本設計、フジヤマら落札 延岡市

 延岡市は2月5日、指名競争で「川原崎地区津波避難施設整備基本設計業務委託」及び「北浦町古江地区津波避難施設基本設計業務委託」の入札を執行。川原崎地区はフジヤマが425万円、北浦町古江地区はセントラルコンサルタントが510万円で落札した。

 当該地域は、第2次津波避難施設等整備計画基本方針で「避難困難地域」として推計されている。最大クラスの地震による津波から市民の命を守るため、両地区で津波避難施設の整備を行い、地域住民の安全かつ迅速な非難の確保を図る。

 施設の規模は、いずれも地上2階建程度、避難面積は300㎡程度。委託期間はいずれも3月31日までとするが、明許繰越承認が得られた場合、川原崎地区は8月29日まで、北浦町古江地区は9月12日まで延長する。

 税抜の公表価格(最低制限価格)は、川原崎地区が454万4000円(349万6000円)、北浦町古江地区が519万3000円(399万5000円)だった。