一般社団法人宮崎県浄化槽協会(石川武則会長)は、3月10日に宮崎市内で会員企業の技術者や宮崎県及び県内市町村の職員等を対象とした2024年度「浄化槽維持管理研修会」を開催する。会場はJA・AZMホールで、時間は10時から15時40分までを予定。
公共用水域の水質や生活環境の保全、公衆衛生の向上等を図るうえで、生活排水処理における浄化槽の役割は大きく、技術者には適切な浄化槽の維持管理能力が求められている。研修会は、浄化槽に携わる技術者の技能向上を図り、浄化槽に係る諸問題の解決や最新技術の取得等を目的に開催するもの。
当日は、午前中に公益財団法人宮崎県環境科学協会が「23年度浄化槽法定検査の実施状況」、新明和工業株式会社が「e-ノーラス浄化槽向けポンプの構造・仕組み」、株式会社ハマネツが「仮設トイレのメンテナンス」をテーマに、それぞれ講演を行う。
午後からは、日東工器株式会社が「メドーブロア」、飯島電子工業株式会社が「DO計のよくある質問と対処法」、株式会社サナが「浄化槽管理剤の種類と使用法」について講演。宮崎県環境森林部環境管理課が「浄化槽適正管理に向けた現状と課題」について解説する。
研修会に関する問い合わせ先は事務局(電話0985-24-5103、FAX0985-24-5148)。