宮崎県土木施工管理技士会は、2025年度に県内3会場で開催する「監理技術者講習」の開催日程を公表した。宮崎会場は、▽4月18日▽5月15日▽8月22日▽11月20日―に宮崎県建設会館で開催。都城会場は10月16日に都城建設会館、延岡会場は6月13日に延岡建設会館でそれぞれ開催する。
建設業法の規定に基づき、公共工事等の監理技術者には、国土交通省の登録講習機関が実施する監理技術者講習を5年に1度受講することが義務付けられている。21年度の制度改正で、監理技術者講習の有効期間を一律12月末に見直し、12月末までの間であれば受講時期を選択することが可能になった。
技士会が開催する監理技術者講習は、監理技術者として経験豊富な地元講師による対面方式で開催。受講者には、技士会が運営する継続学習制度(CPDS12ユニット)を付加し、修了試験の成績が会場の平均点以上の場合はさらに3ユニットを追加する。
受講対象者は、公共工事の監理技術者となる者で、建設業全29種の監理技術者が対象。講習のカリキュラムは、①総論②法令と制度③施工計画と施工管理④安全衛生管理⑤環境管理⑥最近の動向―とする。最後に、講義の理解度を把握する修了試験を行い、監理技術者講習修了証を交付する。
テキスト代や講習修了証発行手数料、消費税を含む受講料は、インターネット申込みが9570円、郵送申込みが9900円。受講希望者は、所定の申込書に必要事項を記入して、講習開催日の10日前までに全国土木施工管理技士会連合会へ郵送するか、同連合会ホームページの専用フォームから申し込む。
講習の詳細は、宮崎県土木施工管理技士会のホームページで確認できる。問い合わせ先は宮崎県技士会事務局(電話0985-31-4696)。郵送の申し込み先は、一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会監理技術者講習センター(〒102-0076東京都千代田区五番町6の2ホーマットホライゾンビル1階)。
《講習の開催案内》