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仮設資材の盗難事件が発生 門川町の県河川工事

 宮崎県県土整備部河川課は、県が管理する五十鈴川の河川工事で仮設資材が盗難される被害が2件発生したと発表した。工事看板の転倒防止用おもり(金属製ウエイト)が盗難被害にあった。いずれも、受注者が管轄する警察署に被害届を提出し、全ての金属製ウエイトを土のうに変更したという。

 被害が発生したのは、五十鈴川河道掘削工事(門川町門川尾末)と五十鈴川土捨場盛土工事(門川町加草)の2現場。2月3日に現場を点検し、工事看板のおもりが盗まれていた。被害数量(被害金額)は、河道掘削工事の現場が10個(約4万円)、土捨場盛土工事の現場が6個(約2万4000円)。

 県が管理する河川工事の現場では、昨年5月にも西都市内の樋門改修工事と河川改修工事の現場で工事看板の転倒防止用おもり(鋳物)の盗難被害が発生している。

 県は、側溝蓋やグレーチング、ガードレール等の盗難を発見した際は、管内の土木事務所へ連絡するとともに、道路脇で不審な車両や人物を見かけた場合は、最寄りの警察署まで通報するよう呼び掛けている。