延岡市は、延岡植物園の民間活力導入に向けた2回目のサウンディング型市場調査を実施する。施設のリニューアルに際して、利便性を向上させるための新たな公園施設の設置運営に関するアイデアや、既存施設の魅力向上に関する提案、イベントなどソフト事業に関する提案を募り、民間活力の導入方法などを検討する。
市は現在、植物園としての基本的な機能を維持しつつ、市民はもちろん観光誘客が多く見込めるような「オシャレで楽しい緑の空間」として、公園全体の利用者の増加や滞在時間の延長、賑わいを創出できる場となることに加え、誰もが利用しやすい公園の実現に向けて、施設リニューアルに係る基本構想の策定を進めている。
一方で、こうした施設の実現は、公共の努力のみでは限界があることから、様々な官民連携手法の導入により、施設リニューアルの基本方針にマッチする民間収益施設の設置など、植物園の魅力向上に向けて民間活力の導入を図りたいと考えている。これを踏まえ、民間事業者を対象としたサウンディング型市場調査を実施する。
提案を希望する内容は、①新たに設置運営する公園施設の提案=利便性を向上させる新たな公園施設の設置運営②既存施設の魅力向上に関する提案=みどりの相談所、管理棟、温室、遊具、展望台等の魅力向上③ソフト事業の提案=多くの集客が期待できる魅力的なイベントや広報、宣伝活動④その他(自由意見)―とする。
参加事業者の要件は、法人または法人のグループ。希望者は、2月28日までにエントリーシートを提出する。3月7日まで提案書を受け付け、個別対話を実施。3月下旬頃に調査結果の概要を公表する。希望者を対象に、2月26日まで現地見学会を行い、現地見学会の参加に係る旅費(交通費)を延岡市が負担する。
調査の参加実績は、今後、民間収益事業等の公募を行う場合に優位性を持つものではない。調査に不参加の場合でも、民間収益事業の公募を行う場合の手続きに参加することが可能であり、公募手続きで不利益は生じない。
調査の実施要領や関連資料、各種様式は、ホームページで確認できる。提出先及び問い合わせ先は、企画部経営政策課(電話0982-22-7079、メ―ルkeiei@city.nobeoka.miyazaki.jp)。
《調査の実施要領》