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千代田コンサルJVが落札 唐仁田1号橋予備設計

 宮崎県宮崎土木事務所は10月17日、条件付一般競争(総合評価落札方式)で「国道269号唐仁田工区橋梁予備設計業務その1」の入札を執行し、千代田コンサルタント・国土開発コンサルタント建設関連業務共同企業体が1237万6900円で落札した。工区内に架設する(仮称)唐仁田1号橋(橋長105m程度、計画幅員7.5m)の予備設計業務を委託する。期間は140日間。

 国道269号唐仁田工区は、宮崎市田野町のライフル射撃場周辺に位置。現道は、線形不良箇所や急勾配区間が連続し、過去10年間で36件の交通事故が発生していることから、交通事故の減少や並行する国道10号及び宮崎自動車道とのダブルネットワークの確保を目的として、現道南側にバイパスを整備する。

 計画延長は2.4㎞(車道幅員6m、全幅員7.5m)で、計画交通量は1日当たり1万2000台。構造規格は3種3級、設計速度は時速50㎞とする。主要構造物として、区間内には橋梁2箇所(橋長105m、橋長70m)を整備する。全体事業費は約40.2億円。25年度に事業に新規着手し、33年度の整備完了を目指す。

 入札の参加業者は、千代田コンサルタント・国土開発コンサルタントJV、橋梁コンサルタント・宮崎産業開発JV、建設技術研究所・共同技術コンサルタントJV、大日本ダイヤコンサルタント・太陽技術コンサルタントJV、エイト日本技術開発・九州土木設計コンサルタントJV、三井共同建設コンサルタント・フェニックスコンサルタントJV、セントラルコンサルタント・九州工営JVの7者。

 予定価格は1526万5000円、調査基準価格は1237万4449円、失格基準価格は1160万1400円だった。金額は税抜。