▲写真は作業の模様
一般社団法人宮崎県サッシ協会(松下良会長)は10月10日、宮崎市立小戸小学校で2025年度の「技術メンテナンス奉仕作業」を実施した。作業には、中央支部の会員企業12社から約30人が参加。経年劣化で開閉しにくくなった窓やドアのメンテナンス作業に、早朝から心地よい汗を流した。
メンテナンス奉仕作業は、30年以上前から毎年続けている主要事業の一つ。秋休み明けの登校日を前に、生徒や教職員が安心・安全で快適な学校生活を送ることができるよう、宮崎市内の学校施設を対象に、技術を活かした地域貢献活動として継続している。
開会式で挨拶した松下会長は、活動への多数の参加に感謝の意を示しつつ、「学習環境を整えることが、将来の宮崎を担う子ども達への貢献に繋がる」と活動の意義を強調。「子ども達の笑顔を思い浮かべながら作業にあたって」と呼び掛けた。
参加者は、学校からの要望や事前に会員が行った点検結果を踏まえ、作成したチェックリストを確認。北校舎・南校舎・体育館の各持ち場に分かれて、開閉しづらくなったドアや窓の状態を確認しながら、アルミサッシの建付調整や戸車の交換、クレセント錠の取替、ビスの増し締めなどを行った。
小戸小学校の小川太志校長は、「専門家の方々にメンテナンスをしていただけることは大変ありがたい。施設を大切に扱うよう、子ども達に伝えたい」と話した。宮崎市教育委員会学校施設課の齋藤洋介課長は、「プロの目線で調整していただけることに感謝。安全に留意して作業にあたってもらいたい」と述べた。
参加企業は次のとおり(順不同)▽石田トーヨー住器▽岩切商事▽エス・ケイ・ジー▽オーゾノ建材▽三鋼建材▽サンケン▽大和物産▽西尾▽西日本アルミ建材▽ヒラヌマ▽フェニックストーヨー住器▽宮崎施設機械。