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災害時の応急対策で協定締結 宮崎県と木青連

 宮崎県と宮崎県木材青壮年会連合会(木青連、早川雄斗会長)は、「災害応急対策に必要な協力支援に関する協定」を締結した。10月9日に県庁で協定締結式を行い、両社が署名した協定書を取り交わした。

 川上から川下まで林業・木材に関する様々な事業体が加盟する木青連の高い専門性を活かし、木製仮設物の提供や林業機械による倒木の除去等の被災地支援に貢献する。

 具体的には、木青連の会員が製作したウッドトランスフォーム製品(日常生活で利用されながら、災害時には形態を変化させて避難所生活や復旧活動を支援する製品)を避難所等に提供し、被災者の生活に役立てる。

 このほか、会員が保有するグラップル等の林業機械を活用し、倒木等を除去するとともに、現場から出た産業廃棄物等の輸送・処理、木材及び救援物資等の輸送及び供給支援を行う。