宮崎県県土整備部営繕課は、1月22日に指名競争で「災害支援物資拠点施設荷捌所増築工事実施設計業務委託」の入札を執行し、森本設計が681万円で落札した。。県立農業大学校(高鍋町持田)の敷地内に整備する災害支援物資拠点施設に隣接して荷捌所(S造平家建延べ1368㎡)を増築するにあたり、その実施設計を委託する。
大規模な自然災害等の発生に備え、支援物資を安定的に備蓄・供給するための拠点施設を県立農業大学校の敷地内に整備するもの。拠点施設の設計・施工・監理・申請手続き等は大和リースが担当し、昨年12月に工期を終えた。関連施設である荷捌所や舗装・外構は基本設計のみを行い、これらの実施設計及び施工は別途発注するとしていた。
当該業務では、大和リースが行った基本設計を踏まえ、荷捌所の増築に係る実施設計を行う。コスト縮減や維持管理に配慮し、合理的な工法等を検討するとともに、施工面積等の施工条件等を考え合わせて、適切な単価を設定する。概略工事工程表については、製品の製作期間や納期などの実態を十分に把握した上で作成する。
設計業務の委託期間は150日間。指名業者は、森本設計、益田設計事務所、別当設計、メイ建築研究所宮崎、エム・ティ・ピィ設計、宮崎設計、岩切設計、長田建築企画設計事務所、菊池設計、野添設計の10社。予定価格は849万8000円、最低制限価格は678万3924円だった。金額はいずれも税抜。